『自然哲学とその射程』

(現代カント研究 4 1993年1月 晃洋書房)


目次
Ⅰ 活力と死力――『活力測定考』をめぐって――……大橋容一郎
Ⅱ 力と渦
   ――カントの宇宙発生論と十七、十八世紀の思想諸潮流――……松山寿一
Ⅲ 時間と運動
   ――「経験の類推」をめぐって――……植村恒一郎
Ⅳ 空間と幾何学……田山令史
Ⅴ 構成と演繹
   ――カントの数学論における直観の問題――……山本道雄
Ⅵ 因果性と機械論
   ――『純粋理性批判』『判断力批判』における自然――……福井雅美
Ⅶ 目的論的判断力の問題――カントの自然目的論――……朝広謙次郎
Ⅷ 純粋自然科学と経験的自然科学の間
   ――『自然科学の形而上学的原理』から『オプス・ポストゥムム』へ――……犬竹正幸
その他:〔書評〕〔カント・テキスト・データベース試用記〕
    〔「日本におけるカント文献目録」補遺〕
    〔カント自然哲学関係文献目録〕
    〔事項および人名索引・カント著作引用箇所一覧表〕