『超越論的批判の理論』

(現代カント研究 7 1999年9月 晃洋書房)


目次
Ⅰ 理性批判における「人間の観点」と「真理の観点」
   ――空間を手がかりとして――……岩倉孝明
Ⅱ 単一性について……田山令史
Ⅲ 習慣形成と根源的獲得――パースのカント理解――……平野登士
Ⅳ 構想力と事実性問題……長倉誠一
Ⅴ 「超越論的分析論」における判断力の意義……下野正俊
Ⅵ 「観念論論駁」のコンテクスト……加藤泰史
Ⅶ 「論証すること」と第三アンチノミー……舟場保之
Ⅷ 超越論的自由とはなにか……大橋容一郎
Ⅸ 規則と奇則
   ――規則に対する懐疑論をウィトゲンシュタインはいかに論駁したか――
                   ……ゲアハルト・シェーンリッヒ
                             高畑祐人訳
その他:〔書評〕〔日本におけるカント文献目録(1995-1997年)(抄)〕〔事項および人名索引〕